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組織犯罪処罰法違反で、中国人の男逮捕。組織犯罪処罰法違反って何?

   

ネット通販を利用した、窃盗グループの中国人の男が、警視庁に逮捕されました。

中国人の男は、不正に入手したクレジットカード情報を使い、そのクレジットカードで商品を購入し、受け取り役のいるアパートに送り、商品をだまし取った疑いがもたれています。

そしてこの犯罪について、今回初めて組織犯罪処罰法違反が適用されました。普段聞きなれない、組織犯罪処罰法について調べてみました。

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組織犯罪処罰法とは

組織犯罪処罰法の正式名称は、

組織的な犯罪の処罰及び、犯罪収益の規制に関する法律です。(平成11年法律第136号)

簡単に言うと、団体や組織(複数の人間が集まって組織や団体となって)で犯罪を犯した場合、刑罰の加重(刑を重くする)をします。また、犯罪をして得た収益のの没収や追徴をしますという、団体や組織で犯罪をした場合は、刑を重くするぞという法律です。

暴力団やテロ組織、会社や政治団体や宗教団体などが犯罪をした場合の刑が加重(通常よりも重くなってしまう)されてしまいますので、そういう集団が犯罪を犯すことをけん制する目的で作られました。

組織犯罪処罰法適用の場合

今回捕まった中国人のことを例に進めます。

今回、組織犯罪処罰法違反となった中国人は、

不正に入手したクレジットカードを使い、そのカードで、ネット上から商品を購入し、それを受け取り役(同じグループ内の人間)がいるアパートに送り、商品をだまし取った疑いがもたれています。

この犯罪は、グループで行われており、誰かがクレジットカードを不正に入手し、誰かがそれを使ってネットから買い物をし、誰か受け取り役がアパートに待機して、その商品を受け取るという行為をした容疑で捕まっています。グループで犯罪をしていますので、今回の組織犯罪処罰法が適用となり、通常の刑よりも刑が重くなります。

組織犯罪処罰法違反により、加重される刑は、刑の種類が決まっていますが、今回は詐欺罪(他人名義のクレジットカードを不正利用した)の罪が加重(通常よりも刑期が加算される。通常の詐欺罪は、有期懲役1年以上10年以下ですが、仮に通常なら刑期、1年の詐欺だったとしても、この法律により1年以上となる)されるものと思われます。

記事引用(組織犯罪処罰法違反で逮捕。中国人の男ら、ネット通販使った組織的犯罪)

ネット通販を利用した窃盗グループの中国人の男逮捕

フジテレビ系(FNN) 4月8日(金)17時36分配信

ネット通販を利用した窃盗グループの中国人の男が、警視庁に逮捕された。
埼玉県に住む中国人の王嘉偉容疑者(27)は、不正に入手したクレジットカード情報を使い、ネット通販で、およそ1万8,000円のハードディスクを購入し、受け取り役のいるアパートの空き部屋に商品を送らせ、盗み取った組織犯罪処罰法違反などの疑いが持たれている。
王容疑者らは、同じ手口で50件以上の余罪があるとみられていて、王容疑者は調べに対し、「わたしが指示しました」と容疑を認めているという。
ネット通販を利用した窃盗グループに、組織犯罪処罰法違反が適用されたのは、警視庁では初めてのこと。

最終更新:4月8日(金)18時4分

Fuji News Network

 

 

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