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左眼窩底骨折とは?ドイツハノーファーMF山口蛍が鼻骨および左眼窩底骨折

   

ドイツ ハノーファーMFの山口蛍選手が、

W杯アジア2次予選最終戦のシリア戦(埼玉県)で

負傷した。

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負傷後病院で「鼻骨骨折、および左眼窩(がんか)底骨折」

と診断されたが左眼窩底骨折とは何か?

調べてみました。

※鼻骨骨折とは、鼻の骨が折れることです。

写真はボクシング内藤選手のものですが、

場合によっては手術後も鼻が若干変形してしまうこともあります

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左眼窩底骨折とは?

左眼窩底骨折とは、眼の部分に、サッカーのボールや手のこぶし、ひざなど、外部からの強い衝撃が目にあった場合に見られる、顔面骨折です。山口選手は左目の眼窩底骨折と診断されています。

骨折の度合いにもよりますが、一般的な症状としては、物が二重に見える、眼球の陥没、ほっぺたから上唇の間のシビレなどが生じます

眼窩底骨折の詳細

眼の球を入れる骨のくぼみを眼窩といいますが、

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この眼窩の入り口(目玉の周囲)は丈夫にできていますが、

その奥や下側は薄い骨で出来ているため弱いです。

ボールなどが目玉に当たり、強い圧力がかかると、その衝撃により、

目玉を守っている壁が骨折します

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骨折部からは眼窩内の脂肪組織や眼を動かす筋肉などがはみ出しますので、眼が落ち窪んだり(眼球陥没)、眼の動きが悪くなって物が二重に見える(複視)、そのために吐き気を催すこともあります。眼窩の下壁には知覚神経が走っており、損傷すれば頬~上口唇の感覚が麻痺します。また、鼻をかむと血液の混じった鼻水が出ます。このような状態で鼻をかむと、逆に骨折部から眼の周囲組織に空気が入ってひどい場合には視力障害を起こしますので、鼻もかむことが出来ません。

眼窩底骨折の治療法

手術により治療しますが、まずどんな状況下について、

CT検査(体の内部を画像化する検査)で骨折の状況、

眼球が陥没していないか、眼球の障害の程度により判断します。

CTの結果、眼窩壁の骨折があっても、眼球陥没、物が二重に見えるなどの症状がなければ、手術はしません。物が二重に見える症状については、眼の腫れや出血が吸収されると、改善する傾向にあるため、物が二重に見えるだけの症状で、CT検査の結果、骨に異常がない場合には、改善状況を見てから、手術をするかを判断します。

ただし、外見上の眼球陥没(眼が落ちてしまっているように見える)の修正には手術が必要です。

 

手術方法は、全身麻酔をして行います。

基本的に落ちた骨を元に戻して固定しますが、

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薄い骨なので、骨折の衝撃で粉砕してしまい、元の骨を

利用できない場合には、自分の骨や軟骨、人口材料(セラミック、シリコン、チタンなど)を骨折部にあてがいます。

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手術後ですが、手術をすることにより、物が二重に見える症状や、眼球陥没(眼が落ちてしまう)の改善、ほっぺたから上唇にかけてのシビレなどの症状の改善は期待できますが、損傷の程度により、結果は大きく異なります。

また手術しないで回復する場合でも、回復期間は一般的に1ヵ月から半年程度とかかるため、期間を短くするために手術をすることもあります。

いずれにしても、眼の中の弱い骨の骨折という状態なので、治療及び術後も大事をとる必要があるものではないかと思われます。

1日も早い回復を期待しています。

 

 

 

 

 

 

 

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