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日本ライフ協会破産へ。日本ライフ協会破産の理由とは?

   

日本ライフ協会という高齢者に対する手助けをする

サービスを提供する会社が、この度破産へと報道されました。

日本ライフ協会に対して、スポンサーを申し出ていた、

一般社団法人「えにしの会」=福岡市、川鍋土王(つちお)代表

=が「資金調達できない」としてスポンサーを辞退した為です。

あまり聞きなれない、日本ライフ協会、えにしの会の内容並びに、

破産の理由と今後について調べてみました。

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日本ライフ協会とは

破産することとなった日本ライフ協会ですが、どのような事をしているのか調べてみました。

この会社は、高齢者を対象にサービスを提供しています。

最近孤独死など身寄りのない老人が増えています。また家族、親戚がいない為に保証人を立てることができず、家も借りられない老人、体が不自由で、買い物すら出来ない老人等、年をとると体が不自由になり、身寄りも少なくなる中で、この日本ライフ協会は、それらを解消するべくサービスを提供していました。以下、日本ライフ協会の4つの事業の紹介です。

身元保証(日本ライフ協会の事業)

今の日本では、住居を借りるにも(家賃滞納、亡くなった場合、勝手に出て行ってしまった時の家財処分等)、病院に入院をする時も(亡くなった、入院費滞納、手術の同意の場合等)保証人が必要です。しかし身寄りの無い老人も多く現実的に保証人を立てることが出来ない老人もいます。日本ライフ協会は、その方に対して、法人による身元保証をしています。

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無くてはならないサービスだと思います。

暮らしのサポート(日本ライフ協会の事業)

日本には介護認定制度というものがあります。

あまりにも不自由な人には、国が介護を必要だと認定して、

ヘルパーなどの介在者をつけてくれますが、

ほんのちょっとの差で、介護の認定がおりない老人も多数います。

現実的に買い物に行くのも厳しい。立ちっぱなしの家事は、体がきつく、

1日2時間しか出来ない人等、ほんのちょっとの差で介護認定は降りないけど、

不自由している老人。そんな方はたくさんいます。

そんな方々に対して、介護のサポート。買い物付き添い等、

老人の体の負担を少しでも取り除くサービスや、

入院してしまった場合に、衣類などの購入差し入れ、

各種の雑務代行、郵便物の管理や、

老人ホームなどの福祉施設に入居した

老人に対しては、外部の病院へ行く際の付き添い、

買い物の付き添いなどの

サービスを提供しています。

主に、家族の立場に立って出来ることを手助けしてくれるサービスです。

万一の時の支援(日本ライフ協会の事業)

危篤の連絡や、訃報の場合、身元引受人として、時間に

関係なく駆けつけるサービスを提供しています。

勿論、あまりいい話ではありませんが、亡くなってしまった

後の、年金、郵便物の停止。賃借物件の場合は、解約から、部屋内の

遺品回収。病院のも同様というように、後のするべきことも

サービスの中に含まれています

葬祭支援(日本ライフ協会の事業)

亡くなったときに葬式をどうするのか?

葬儀に飾る写真撮影なんて、実は生きている時に

するのです。

病院に入院して、死期が近くなったときに、なぜか写真を

とらされる。それはその為です。(今はどうだかわかりませんが)

日本ライフ協会は、依頼のあった老人と面会し、

死後の葬儀の内容などについて、打ち合わせをして、希望の

葬儀を代行するサービスを提供しています。

一般社団法人えにしの会とは

一般社団法人えにしの会とは、超高齢化社会の中で

発生している単身化、家族との繋がりの希薄化、孤独死などの

問題を解消するべく立ち上がった団体で、

具体的な支援サービスとしては、

  • 身元保証
  • 暮らし支援・万一の支援
  • 葬儀・納骨支援
  • 遺品整理
  • お亡くなりになった後の支援
  • 金銭管理
  • 法律支援

と、日本ライフ協会と内容はほぼ同じです。

日本ライフ協会破産の理由

日本ライフ協会は、上記のようなサービスを提供する会社で、

お客様からの契約なども済ませていましたが、

ここにきて、スポンサーであった、一般社団法人えにしの会が、

金銭的な支援を出来なくなったと申し出ており、

それが原因で破産するに至ったとなっています。

 

今すでに日本ライフ協会に申し込みを済ませ、今後の生活は

大丈夫だと思っていた方々に対して、身元保証や葬儀等の支援事業は、

3月31日で終了するとしており、利用者からは再度ほかの事業者を探さ

ないといけないなどという声が広がっています。

日本ライフ協会も、えにしの会も、不自由な老人を助けたり、孤独死を

救うことができるサービスを提供する会社であっただけに、

破産ということが残念に思います。

けど、この事業については、国でも民間でも誰かが代わりに

やっていかないといけない事であると個人的には思います。

もうニュースで孤独死という言葉は聞きたく無いと思います。

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記事引用(日本ライフ協会破産)

<ライフ協会>一転破産へ…譲渡先法人が辞退 高齢者預託金

毎日新聞 3月23日(水)7時30分配信

 ◇2600人支援打ち切り

高齢者からの預託金を流用し、同種事業者と事業譲渡契約を結んだ「日本ライフ協会」(東京都港区、浜田健士代表)が、一転して破産する見通しとなった。譲渡先の一般社団法人「えにしの会」=福岡市、川鍋土王(つちお)代表=が「資金調達できない」としてスポンサーを辞退したため。身元保証など会員への支援事業は3月末で打ち切られることになり、約2600人の会員に不安が広がっている。【田口雅士、銭場裕司】

協会が会員に送った文書によると、えにしの会は「新規契約を結んで収益を上げるまで数カ月の運転資金が必要だが、資金調達の見通しが立たない」として、14日に契約解除を通知してきたという。川鍋代表が会員に宛てた文書では「譲渡契約を実行しても、近い将来に破綻することが明らか」と説明している。

このため、身元保証や葬儀などの支援事業は31日で終了する。預託金のうち弁護士など第三者が関与した「3者契約」については全額返還されるが、弁護士などを介さず協会と会員による「2者契約」については一部しか返還されない。協会は2月、大阪地裁に民事再生法の適用を申請したが、今後は破産手続きが開始される見通し。えにしの会とは今月3日に事業譲渡契約を結んだばかりだった。

協会の管財人を務める森恵一弁護士は「会員に多大なご迷惑をかけ、誠に遺憾。えにしの会にしかるべき責任追及をする。会員のショックを少しでもやわらげられるように、できるだけのことをしたい」と話す。管財人は会員に対し、身元保証業務などを引き受けてもらえる可能性のある事業者のリストを作成し、送付した。

一方、川鍋代表は「譲渡価格3000万円が払えない。時間的な問題もあり、金融機関としっかり話を詰められなかった。会員を裏切ってしまったのは事実。見通しが甘かった」と述べ謝罪した。

神奈川県に住む会員の80代女性は「事業譲渡でひとまず安心していたのに。えにしの会は資金調達できないなら最初から受けるべきではなかったし、管財人もなぜちゃんと調べなかったのか」と憤る。女性は身元保証人となる親族がおらず、4月以降、入居する老人ホームにいられなくなる恐れもあり、「どうすればいいか分からない。こんな目に遭うなんて」と落胆した。兵庫県の女性会員(64)も「これから身元保証してくれるところを探さないといけないのかしら」と困惑している。

 

 

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