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【ナッツ姫の父の会社が倒産】ナッツ姫の名前の由来と父の会社倒産の理由

   

大韓航空副社長である、通称ナッツ姫の父が運営する韓国の大手海運会社が韓進(ハンジン)海運が経営破綻していたことが分かった。

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とその前にナッツ姫の事について知らない人がいるかもしれないので、名前の由来について紹介します

ナッツ姫とは

通称「ナッツ姫」という名前で呼ばれているのは、大韓航空副社長の趙顕娥(チョ・ヒョナ、またはチョ・ヒョンア)さん。韓国人女性。

実は、このナッツ姫、ある事件をおこしてこの名前がつけられてしまった。

その事件とは、アメリカ合衆国にあるジョン・F・ケネディ国際空港で離陸の為、滑走路に向けて進み始めた大韓航空86便で、ファーストクラスの乗客として、乗っていた、ナッツ姫が客室乗務員につけたクレームから発生した

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飛行機の機体が離陸しようとする時、ナッツ姫のところに出されたお菓子がナッツだったのだが、ナッツ姫はその提供の仕方に著しく腹を立て、提供した客室乗務員に対して、大きな声をあげてしかりつけた。

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挙句の果てには離陸しようとしていたのにも関わらず、飛行機を戻させ、その客室乗務員を下させたのである。

この事により、乗っていた多くの乗客に迷惑をかけてしまったのであるが、その原因が単なるナッツ

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であった事から、ナッツ姫と呼ばれるようになった。

因みに、ナッツが腐っていたとか、味がおかしかったという話ではなく、出し方に問題があってひどく怒ってしまったらしいが、出し方ぐらいならどうでも良いのではないかというのが大半の人の意見であった。

ナッツ姫の父さんの会社が倒産した理由

ナッツ姫の父さんが運営する会社は、韓国の財閥グループで、韓国海運最大手の韓進海運(はんじんかいうん)。

韓進海運は、8月31日に、取締役会を開き、日本の会社更生法にあたる法定管理をすることを決定した。

倒産の理由は、海運事業の不況や、船舶の調達戦略ミスなどにより、財務状況が著しく悪化していた。

会社の台所事情は、もはや自転車操業中となっており、銀行などからお金を借りることにより、何とか会社の運営を続けてきたのだが、経営がうまくいっておらず、銀行などのお金を融資する側から、倒産発表の1日前に、資金の融資をしないことを決定しており、再建への道が閉ざされていた。

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以上、海運不況からくる経営不振と、銀行側からの融資が絶たれたというのが韓国メディア報道の倒産の理由であるが、実はもう一つ、興味深い倒産理由が書かれていたニュースもあった。

それは、中国の存在。

中国企業は、韓国企業の太平洋航路(海運業)を狙っている。

このナッツ姫の父さんの営業エリアでもある韓国の海運も中国は虎視眈々と狙っていた。

韓国・中央日報のよると、積み荷を満載した「天津号」という船が、このほど韓国釜山港の沖合で2日に渡り入港を足止めされた。

荷卸しを担当する企業の賃金未払いが原因で、釜山港湾公社が賃金を肩代わりすることを決めてようやく入港できたというニュースが流れた。

足止めをくうということは、船や船員はその足止めの日を海上で過ごさねばならず、文字通り何もできず足止めという形になってしまうのである。その間は、仕事もできない、次のスケジュールなどがある場合には、それこそ企業の信用問題にもなってしまう。

こんな事があると、釜山港に向けて出荷した場合、再度足止めを食らうかも知れない。危ないからやめようという事態にもなりかねない。

また、今回、韓国最大手の海運会社が破綻した。この会社に荷物を依頼していた会社は、この後どこに荷物をお願いすれば良いのだろうか?

中国企業が狙っているのが上記の問題。

今まで過去10年間で、北東アジア航路の物流量の8割を握っていた韓国釜山港が、中国上海に荷物を奪われ、上海が海運拠点になる可能性が出てくると指摘する人もいる。

 

記事引用(韓国最大手海運会社、韓進海運が倒産)

韓国の財閥企業破綻へ 「ナッツ姫」父経営の海運大手 他社との合併もご破算 (1/2ページ)

経営が悪化していた韓国の財閥グループで、同国海運最大手の韓進(ハンジン)海運は31日午前、取締役会を開き、日本の会社更生法に当たる法定管理を申請することを決めた。聯合ニュースなどが報じた。前日に銀行など債権団が同社への追加金融支援を行わないと決定、再建への道が閉ざされていた。

韓進海運は、韓進グループの中核企業で、大韓航空は兄弟会社にあたる。大韓航空の客室乗務員に激怒して離陸を遅らせた「ナッツ姫」の父としても知られる創業家2代目の趙亮鎬(チョ・ヤンホ)会長がグループ総帥を務める。

その趙氏は今年5月、2018年平昌(ピョンチャン)冬季五輪の組織委員会会長を突如辞任した。その理由が、韓進海運の経営に専念するというものだった。

海運不況や船舶の調達戦略のミスもあって財務状況が悪化、船のリース料の引き下げや社債の償還延長交渉などを進めてきたが、金融支援でなんとか生き延びる「ゾンビ企業」状態となっていた。

韓国メディアによると、韓進海運の債権団は、韓進グループに7000億ウォン(約637億円)以上の資金支援を求めたが、韓進側は4000億ウォン(約364億円)以上の支援をすると、グループ全体の経営危機につながる恐れがあるとするなど、両者の隔たりは埋まらなかった。同業の現代(ヒュンダイ)商船の合併論も再浮上したが、同社の業績も悪化していることもあり、実現しなかった。

債権団は30日、追加支援を行わないことを決定。債権団の共同管理の期限である9月4日を待たずに法定管理に追い込まれることになった。

主な取引銀行はすでに貸倒引当金を積んでいるため、韓進海運法定管理に突入した場合も損失は限定的とされるが、1兆1891億ウォン(約1082億円)規模の社債については回収される可能性は低く、農協や信用保証基金などの社債保有者が損失を被る恐れがあるという。

韓国の金融監督院がまとめた財務状況に問題のある企業32社の中にも両社は含まれている。ほかにも破綻懸念のある大企業がゴロゴロしているのが韓国の実情だ。

中韓の海運企業、太平洋航路めぐり火花=韓国大手が経営破たん、中国が海上覇権狙う―韓国紙

2016年9月5日、参考消息網によると、中国と韓国が海上覇権争いを展開している。中国企業は韓国企業の太平洋航路を狙っている。

韓国・中央日報によると、積み荷を満載した「天津号」がこのほど、韓国釜山港の沖合いで2日にわたって入港を足止めされた。荷降ろしを担当する企業の賃金未払いが原因だ。釜山港湾公社が賃金を肩代わりすることを決め、ようやく荷降ろしに見通しが立ち、天津号は入港できた。

さらに、海運業界では新たな問題が発生している。中国と韓国による太平洋航路の争奪戦だ。これまで韓国企業が優勢を誇ってきた同航路だが、韓国では開運最大手・韓進(ハンジン)海運が経営破たん。同社の運行する貨物船が世界の港で立ち往生しかねない事態となっている。ライバルである中国企業が狙うのは、韓国が握る太平洋航路だ。

これにより、過去10年間で北東アジア航路の物流量の8割を握ってきた釜山港が、中国企業に積み荷を奪われ、上海が周辺地域の海運拠点になる可能性が出ている。(翻訳・編集/大宮)

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