出来事から時流を読む

ニュースや出来事から時流を読むブログ

【愛の南京錠でフランスパリの橋が破損】愛の南京錠って何?

   

愛の南京錠により、フランスパリにある「ポンデザール(芸術橋)」に取り付けられた金網が破損し、パリ市が昨年の夏、南京錠を全て外したが、今度は隣のポンヌフ橋に愛の南京錠が取り付けられているという事態が起きている。

愛の南京錠って何なのか?ご紹介します。

spot06-6

14409373412_e2e06ce389_k

愛の南京錠とは

愛の南京錠とは、愛し合う2人が、永遠の愛を誓うため、南京錠にお互いのイニシャルなどを掘り、その南京錠を橋のフェンスなどに取り付け、カギを河にほうり捨ててしまうということで、永遠の愛を誓うという儀式である。

images

この愛の南京錠の儀式は、若者に絶大な人気を誇る作家フェデリコ・モッチャ(Federico Moccia)のベストセラーで映画にもなった「君が欲しい(Ho voglia di te)」の中で、主人公カップルがテベレ川のミルビオ橋で永遠の愛を誓い合い、街灯の柱に錠前をかけ鍵を川に投げ込むシーンがきっかけ。

20070414_131305この写真は、ローマを流れるテベレ川(Tevere)の橋の一つミルビオ橋(Ponte Milvio)の欄干にある特別な街灯。カップルがつけた南京錠でおおわれているのがわかる。

映画や小説の人気でマネをするカップルが後を絶たず、とうとうこんなに集まってしまった。倒れそうで危険なため、消防士が時々錠前を撤去していたが、重量に耐え切れず、とうとう街灯が倒れた。

南京錠というのは、取り付けるのは良いが外すのは大変。また、たくさん集まれば重量も結構なものになってしまうに違いない。どうせ南京錠をつけるのなら、自宅のベランダにでも取り付ければ良いと思うのだが、愛の南京錠とは、河と橋とがセットになっているのであろう。なんとも恐ろしい習慣である。

この習慣は、2000年代にヨーロッパで始まったが、パリ、台湾、日本、等、様々な場所で見かけることが出来る。

img_1

記事引用(愛の南京錠により、フランスの橋が埋め尽くされている)

「愛の南京錠」、隣の橋に拡大=人気スポット、対応追い付かず―パリ

時事通信 8月20日(土)14時15分配信

【パリ時事】パリの「ポンデザール(芸術橋)」で、恋人たちが愛の証しとして掛けた大量の南京錠の重みで金網が破損した問題をめぐり、市が芸術橋の南京錠を昨夏に撤去したところ、隣の橋ポンヌフが新たな設置場所として人気を集めている。

「南京錠はいかが。2ユーロ(約230円)からあるよ」。8月中旬のポンヌフでは、アジア系とみられる男性が訪れた人々に声を掛けていた。一日に10~20個が売れるといい、橋の一画にある金網は既に南京錠で埋め尽くされた。

市は看板で「橋は皆さんの愛に耐えられない」と呼び掛け、錠の一部を撤去しているが、対応は追い付いていない。パリ郊外から夫と訪れた60代のジョジアンヌさんは「歴史ある景観が汚されている。恋人たちの気持ちを利用して商売する人がいるのは許せない」とうんざり顔だ。

橋に南京錠を掛ける風習はイタリアの恋愛小説をまねたものとされる。芸術橋では金網の倒壊で歩行者に危険が及ぶ懸念もあったことから、市は15年6月に全面撤去し、再発防止のため金網を透明な合成樹脂のパネルに置き換えた。ポンヌフでも同様の対応を求める声が上がっている。

最終更新:8月20日(土)14時15分

spadosens

 - 海外記事 , , , , ,