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アクセルとブレーキを踏み間違えてしまう理由

   

人はなぜブレーキとアクセルを踏み間違えてしまうのでしょうか?

東京都昭島市で起きた、せんべいの販売店に車が突っ込む事故。

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トイレに行きたくて、車でコンビニに突っ込んだ福島の女性の事故

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その他、ここ最近頻繁に起きている高齢者のアクセルとブレーキの踏み間違いの事故を見ていると、どうしてなんだろう?と不思議に思います。

なぜ踏み間違えてしまうのか?その理由につき紹介します。

アクセルとブレーキを踏み間違える理由

アクセルとブレーキを踏み間違える事ですが、現実には、下記の画像のようなアクセルペダルと、ブレーキペダルを、間違えて踏んでしまっているという事実があります

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通常ならば間違えないペダルの踏み間違え事例を紹介します

他の事に気をとられていた

上記の事故の例で言うのなら、せんべい屋に車で突っ込んだおじいちゃんは、今日はどの種類の煎餅を購入しようか?とか、何日分の煎餅を買うか?とか、誰に煎餅を渡すか?なんてことばっかりが頭の中にあり、煎餅屋の駐車場に車を止める際、ブレーキを踏んだつもりがアクセルを踏んでいたのでしょう。

また、トイレに突っ込んだ女性の例で言えば、頭の中は、「早くトイレに入りたい」そのことに気をとられて、間違えてしまったものと思われます

携帯電話に気を取られる

携帯電話が鳴ったり、メールなどを確認した際、人は目の前のことに集中してしまいます。

その時、それ以外の部分は注意力散漫になっており、うっかり踏み間違えてしまうという事故が発生しています

車庫入れの際

大型スーパーの駐車場などで、よく耳にする音が、「ドン」という鈍い音。車庫入れで他人様の車に平気でぶつけておきながら、何もなかったような顔をして店内に買い物に行くおばちゃんを何人も見たことがあります。

このような事故は、車庫入れの際に、後ろを見ながら運転していると体がねじれて足の位置もズレ、踏み間違えてしまうという事故の事例もあります

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なぜ勢いよくアクセルを踏むのか

アクセルとブレーキを踏み間違えた際に起こる大事故。

中にはお菓子店の店内に車全部が入ってしまうほど勢いよくアクセルを踏んだ事故もある。

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これらがなぜ起こってしまうのか?思いっきり踏まなくてもいいし、たとえ思いっきり踏み間違えたにしても、この前に訂正できないものかと疑問に思う。

そのことについて、たくさんの事故事例から、事故を起こした本人の意見を基にまとめてみると、先ず、携帯など、些細なことに気をとられていたとしても、目の前を動物が横切ったなど、びっくりするような体験をしているときであったとしても、間違えている本人は、頭の中ではブレーキと思って、思いっきり間違えてアクセルを踏む。頭がいつも通り、冷静で落ち着いている状態であるのなら、ここですぐに間違えに気がつくのかもしれないが、その時、踏み間違えている人の頭の中は、アクセルを踏んでいるのに、ブレーキを踏んでいるとしか思えない状態になっており(パニックになっている)更にアクセルを強く踏んでしまうのである。

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自分も正直信じられなかったが、参考までに最後に30代の踏み間違え事故の体験談を掲載しておきますので、興味あるかたはご覧願います。

そしてこのアクセルとブレーキの踏み間違いの事故は、平成20年の統計で見てみると、どの年齢でも起きていることが分かる。

 

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頭がパニック=踏み間違える=それに気がつかない=大事故

これは誰にでも当てはまってしまうことなのである。

ちょっと間違えば次は自分?そんな恐怖を感じた方に、予防策を紹介します

アクセルとブレーキを踏み間違えない為の予防策

常に慎重に、真剣に運転する

運転中の携帯などは控え、運転に集中する

動揺しない

こんなの当たり前じゃないかと思うかもしれませんが、

交通事故総合分析センターという交通事故を分析する機関のレポートにも、予防としては、慎重に運転してくださいと書いてありました。

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運転免許を取ったときのことを思い出し、運転手としての自覚をもって、注意して慎重に運転するのが、踏み間違いの基本的な予予防策です。

そして今の時代は、車にアクセルとブレーキの踏み間違い防止機能がついている車種も販売されています

日産の「ハイウェイスター アーバンクロム ブラックレザー」と「ハイウェイスター ブラックレザー」には、「踏み間違い衝突防止アシスト(駐車枠検知機能付)」がついています

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①世界初「踏み間違い衝突防止アシスト(駐車枠検知機能付)」の採用
ブレーキとアクセルの踏み間違いによる事故の軽減を目的とした世界初の技術である「踏み間違い衝突防止 アシスト(駐車枠検知機能付)」を採用しました*3。本技術はアラウンドビューモニターの4台のカメラと超音波ソナーを使い、駐車操作などの低速走行時、運転者がブレーキと間違えてアクセルを踏みこんでしまった場合などに、クルマが誤操作を検知して、壁などに衝突する事故のリスクを軽減します。

1) 壁などの障害物の前に駐車するときに、アクセルを踏み込んでしまった場合
ソナーにより、壁やコンビニ等のガラス窓、駐車場に停まっている他のクルマなどを検知し、万一ブレーキペダルと間違えてアクセルペダルを踏んでしまっても自動的に加速を抑制し、さらに衝突前にブレーキが作動して衝突を防止、または軽減します。

2) 駐車枠内に駐車するときに、アクセルを踏み込んでしまった場合
カメラにより、駐車場の白線を検知し、万一ブレーキペダルと間違えてアクセルペダルを踏んでしまっても自動的に加速を抑制し過度な加速を防止します。

3) 渋滞や駐車操作中などの低速で走行しているときに、ブレーキ操作が遅れてしまった場合
ソナーにより、前方のクルマなどの車両周囲の障害物を検知し、障害物に衝突しそうになると、衝突直前にブレーキが作動し、万一の脇見などの不注意による衝突を防止、または軽減します。

②特別仕様車「ハイウェイスター アーバンクロム ブラックレザー」「ハイウェイスター ブラックレザー」の追加
今回追加する特別仕様車「ハイウェイスター アーバンクロム ブラックレザー」、「ハイウェイスター ブラック レザー」には、スタイリッシュなシルバーステッチ付きの専用ブラック本革レザーシートを採用しました。さらに、パワーシートやクイックコンフォートシートヒーター(運転席と助手席)、パーソナルドライビングポジションメモリーシステム(運転席)を採用するなど、より高級感を高めた快適な室内空間としています。

またトヨタが販売している、プリウス、ランドクルーザーには、自動ブレーキシステムが搭載されています

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PCS(プリクラッシュセーフティシステム)

進路上の車両や歩行者を前方センサーで検出し、衝突の可能性が高いとシステムが判断したときに、警報やブレーキ力制御により運転者の衝突回避操作を補助します。また、衝突の可能性がさらに高まったと判断したときは、自動的にブレーキを作動させることで、衝突回避を支援、あるいは衝突被害の軽減に寄与します。

車メーカーが提供している事故防止システムは、レーダーやカメラ、赤外線センサーなど、人の目に変わり機械が安全を確認し、自動的にブレーキを作動させるもので、実用化されており、今現在も研究が進んでいます。

上記は一例です。色んな対策と組み合わせ、事故がなくなることを心より願っています。

ブレーキとアクセルの踏み間違え30代の事故事例

踏み間違い経験者が語るAT車のブレーキ

Dec.2011(追記/Jan.2012)

おぱく堂主人・白龍亭主


●踏み間違えて分かったこと

ペダルの踏み間違い経験がある、などと言うと「トロい奴」と思われるかもしれない。
確かに物凄く機敏というわけではない。しかし、若い頃は、そこそこ程度は飛ばし屋でもあったし、自動二輪に乗っていたこともあり、危険に対してはかなり敏感であるとも思う。無防備な自動二輪では、危険に鈍感だったら無事にはすまないのだから。
正直に言って、こんな自分が、まさか踏み間違いをするなんて思ってもみなかった。それ以前は「踏み間違いをするような奴は運転の資格なし」とすら思っていたぐらいなのだ。
だが、30代早々に、やってしまったのである。20年以上前の昔話だが…。
といっても、運良く事故にはつながらなかった。ただ、その時の恐怖は忘れられない。

問題なのは、どうして踏み間違えたのか分からない、ということだ。
自分がミスをした場所は、段差のある駐車場の出口で、すぐに信号のない見通しの悪い交叉点がありつつ、車に注意を払わずに話し込みながら向かって来る歩行者が数人、という状況。段差の衝撃を和らげつつ、交叉点の多方向に注意を払いつつ、歩行者の動向も気にして……と、注意力が散漫になった結果なのは確かだ。
だが、直接的に踏み間違えた原因は分析できない。
つまり「何に気を付けたら、二度と踏み間違えないですむのか」が分からないということでもある。当初、そのことで悩んだ。だが、あれこれと思考を巡らせた結果、断定できることはひとつしかなかった。
すなわち「絶対に踏み間違えないようにする方法はない」ということだ。
人間はミスをする動物である。であるからして、ミスをしないことを前提とした対策は絶対にうまくいかない。ミスを前提に組込んだ上で対策を立てなければ、有効な手段は見つからない。つまり、踏み間違えることを前提として対策を考えなければ、安全は確保できない、ということである。
──そして、ひとつの答を見つけた。


●右足? 左足?

AT車のペダル踏み間違いによる事故は絶えない。しかも、悲惨な事故に結びつくことが多い。
それもあり「AT車のブレーキを、右足か、左足か、どちらの足で踏むべきか」という議論も熱を帯びている。ただ、踏み間違えた経験のない人の議論には間違いがひとつある。それは「踏み間違いをしないための正しい方法」が存在するという幻想である。右足だろうが、左足だろうが、どちらでブレーキを操作するにしても、踏み間違いは必ず起きる。それが現実であり、幻想を前提とした議論は不毛である。
そして「必ず起きるのだ」という前提で考えると、答は明白だ。

安全なブレーキについての考察と結論

 上図で全てを語ってしまっているので、以後の文章は不要かもしれないが──。

踏み間違いを防ぐ議論ではなく、踏み間違えた時を考えると、右足だけでアクセルとブレーキを操作する一般的な方法が最も危険であることが分かる。実際、自分がやらかしてしまった時、右足だけですべてを操作し、左足は遊んでいた。もし左足がちょっとでもブレーキペダルにかかっていれば、それを踏み付けることで、恐怖は半分ですんだであろう。

右足操作派の人々は、踏み間違いに気づいた時に、パッと足をブレーキペダルに移せると思っているようだが、それは違う。パニック状態になったら、正しいペダルに足を乗せ換えることなど出来はしないのだ。パニック時でも何とかするためには、その瞬間にブレーキペダルにかかっている足は絶対に必要なのだ。足の移動は難しくても、ただ踏むだけの行為は、パニック時でもかろうじて可能だからだ。その時、右足は間違えてアクセルを踏んでいるのだから、必然的にその役割を担うべきは、左足しかない。
じゃあ、右足アクセル+左足ブレーキという完全分業方式でいいのか?
それにも問題はあろう。右足派の人が懸念する「左足ブレーキでは、右足を乗せ換える習慣がなくなり危険」というのも否定できないからだ。最初から完全分業方式で覚えたのならば問題はないが、教習所が教えているのは右足ブレーキである。その身体的記憶を引きずったまま踏み換え習慣だけがなくなった場合に、ブレーキを踏むべき時に右足がアクセルを踏んでしまうリスクはないとは言えない。
──となると、論理的に考えて、右足でもブレーキを踏むしかない。
それはつまり「両足(右足+左足)でブレーキを踏む」ことが、最もリスクが少なく、また安全だということになる。
* AT限定免許などは、理想を言えば「完全分業方式」で覚えさせ、右足ブレーキを覚えさせるべきではないだろう。ブレーキ時に右足を動かす習慣が最初からなければ、踏み間違いという問題もまた発生しようがないのだ。だが、現実はそうではない。右足でブレーキを踏む感覚を得てしまった以上、右足が踏み間違う可能性をゼロにはできないのだ。MT操作との共存が、この問題をややこしくしてしまっている。


●デメリットは?

左足でもペダル操作することに対して、様々なデメリットが言われている。

まずは「左足では微妙な操作ができない」という件。
結論から言えば、最初はそのとおり。だけど、すぐ……かどうかは器用さにも左右されるだろうが、慣れれば、左足でも微妙な操作はできるようになる。
元々、自動車の運転は後天的に学ぶものであり、左右の足の操作は慣れの問題でしかない。
自動二輪などは、左足でギア操作をする。レーシングマシンなどではギア操作が一般車の逆方向だったりもするが、それを使い分けることも可能であり、左足が右足より不器用だと考えるのは間違いだ。
それに、ここで推奨しているのは「左足ブレーキ」ではなく「両足ブレーキ」である。左足が不慣れな期間であっても、慣れている右足もブレーキに使うのだから、何も問題はない。

もうひとつ言われるのは「左足をペダルにのせてしまうと、踏ん張りが効かない」という件。
自分の経験からすると、タイヤが軽く鳴るか鳴らないか程度の横Gでのコーナリング(=いわゆる「流す」レベル)では、左足を踏ん張れれば楽かもという程度で、それがなければ運転操作に支障がでると感じる場面はなかった。つまり必須ではない。
ベンチシートは知らないし、大型車もどうなのかは分からない。ただ、セミバケット風の通常の小型車のシートに正しく着座している限り、そんなものが必要となるのは、相当にハードな走り(=いわゆる「攻める」レベル)だろう。無論、踏ん張るための「フットレスト」なる部品が存在している以上、スポーツ走行レベルでは必須だろうことは理解できるし否定する気もない。だが、である。そもそも、そこまでの走りをする人が AT車に乗るのか?
MT車では「右足だけでアクセルとブレーキを操作する」というのは常識である。
クラッチを正しく操作しなければ発進できない MT車では、そもそもペダルの踏み間違いによる事故、なんてものが発生するリスクは極めて低い。クラッチペダルがある以上、MT車では「両足ブレーキ」なんて不可能だし、リスクが低い以上、必要もない。
だが、そのやり方を、そのまま AT車に適用していいのか?
はっきり言えば、クラッチ操作抜きで発進できてしまう AT車は、MT車より遥かに危険な代物である。元来「ブレーキを離しただけで動き出す」なんて、フェイルセーフを基本とする機械のルールに鑑みれば「あってはならない」話だ。しかし、世界中に普及してしまい、もはやどうにもならないのが現実である。
「コーナリング時の踏ん張り」と「確実に止まれるブレーキ対策」という二つの問題の優先順位。AT車のような危険なもので、どちらを優先させるべきか。自明のことだろう。暴発的発進を考慮しなくていい MT車とは違うのである。MT車と同じ考えで AT車を語るべきではないのだ。
* AT車というのは「面倒なクラッチ操作」から解放された、という意味では「進化」した存在といえる。だが、そのクラッチが、面倒であるがゆえに、一種の「安全弁」として機能していた、ということだ。自動車に限った話ではないが「進化」はいいことばかりではない。
* それ以前に……ブレーキのために両足を使うことで踏ん張れなくなるような過激な走りが、そもそも公道レベルで許されるのか、という問題もあるが。

デメリットがあるとすれば──。
自分の体験の話。左足でのブレーキ操作が自在にできるようになるだけでなく「仮に左側にアクセルがあっても操作できる」と確信できるレベルまで左足の熟練度を高めた。その頃に、MT車を借りて運転した。結果「停止時にエンストしてしまう」のである。そりゃ、両足をブレーキに置いたまま、クラッチを踏まずに停車すれば、エンストするのは当然。
「おっと、いけねぇ」
そんな感じである。格好は悪いが、停止時のエンスト自体は危険ではないし、ATの安全習慣と引き換えと思えば仕方ない。恥ずかしくもあるが、思わず笑ってしまった。
これを笑いで済ませられない人には辛いかもね。
* ブレーキペダルの小さな MT車でも、右足メインとしつつ、左足もついついブレーキペダルに引っ掛かる位置に移動してしまうのだ。身体が AT仕様になってしまっている。
* この時に借りた MT車とは、ユーノス・ロードスター。オープンカーで顔をさらしている上に、スポーツカーなのにエンスト、という、かなり恥ずかしい体験だ。これを思えば、顔の見えにくいクローズドな車で恥をさらすなど、大したことじゃあるまいよ。
* ちなみに、ギアチェンジ時にクラッチ操作を忘れる、ということは一切なかった。ブレーキ操作は ATにも MTにも存在するから、脳内でバッティングしてしまうのだろうが、ギアチェンジは MTにしかないから脳も混乱しないのだろう。個人的には、渋滞さえなければ、ギアチェンジのある MT車の方が楽しいと思う。ただ、渋滞がね…。


●意外な効用

両足ブレーキを始めた当初は気付かなかったが、後に重要なことを発見した──。

右利きの人が、左手で文字を書くとどうなるか?
正しい字を書くより、左右が入れ替わった逆文字を書く方が楽なはずである。いわゆる「鏡文字」だ。

左右対称に動く。人間の手足には、この性質がある。
これが、両足ブレーキの時に意外な効用をもたらすのである。
ブレーキ時、左足をブレーキペダルに移すため、右に移動する。身体の中心線に向かうベクトル移動である。これに右足も反応して、左に移動する。つまり、ブレーキ方向へ自然に移動してしまうため「間違えてアクセルを踏む」あるいは「踏み込みそうになる」ということが一切なくなったのである。もちろん「一切」というのは。あくまで自分の場合であって、実際にはリスクをゼロにはできないだろう。だが、格段に減るとは言える。
そもそも、左右連動する身体である。「右足だけ」とか「左足だけ」という操作そのものが、不自然なのだ。自然な動きに近いほど、ミスは少なくなる。両足ともブレーキペダルに移動させる動きは、左右対称。極めて自然で、ミスが減るのは、考えてみれば当然の話である。


●2つの結論

30代の自分もやってしまった失敗。運動神経を司る小脳が衰える老人ならば、さらにペダル踏み間違いの可能性は増える。自分も 50代になって、いろいろな感覚が衰えた実感がある。この先、60代、70代と進めば、さらに衰えるだろう。
つまり、何の対策もしなければ、この手の事故は永遠になくならない、ということだ。
もちろん老人のリスクが高いというだけで、若い人のリスクがゼロなわけもない。しつこく言うが「人間は失敗する動物」なのだから。
自分の結論としては、2つしかない。
まずは「ATに乗るなら、両足ブレーキ」、あるいは「右足だけでブレーキ操作するなら、MTに乗る」である。老人は特に、ボケ防止の意味を含めて「MT 義務化」でもいいと思う。それほどまでに、AT車というものは危険なのだ、という認識がまずは重要であり、必須である。
* クリープしない MT車が、上り坂の赤信号停止時にバックしてきて、ぶつけられそうになったこともある。そういう事例まで考えると、老人の MT義務化、というのも危険かもしれないなぁ、とも思う。だが「アクセル吹かして猛突進」というのと比較すれば、危険度の違いは一目瞭然。やはり、AT車の方がはるかに恐ろしい。


●左右の力配分は?(Jan.2012 追記)

──書き忘れたので追記。
両足でペダルを踏む、となると、左足と右足の力の配分はどうすべきか?
右足だけのブレーキから両足ブレーキに切り替えた直後は「左1:9右」といった比率での踏み方しかできないはずだ。だが、そのままでいいのだろうか。目指すべき理想の力配分はどんな比率なのか。
自分の結論としては「力配分は、それほど気にしなくていい」だ。
両足ブレーキの目的は「右足が踏み間違えた時に、左足でブレーキ力を確保する」ことにある。踏み間違いによる暴発加速をしてしまった時。どれだけ早く減速停止に持ち込むかが安全のための鍵だ。わずかな差が人命を左右することもあるから、暴走するか否かだけではなく、暴走しても最小限の距離で止めることを考えねばならない。そのための左足だ。……つまり、最も重要なことは「左足もブレーキペダルにかかっていること」であり、そのためには「無意識のうちに両足ともブレーキペダル上に移動する習慣を身につけること」が、まずは必須だ。左右の配分比率云々などは、その後の話である。
ただ、緊急時に左足に活躍してもらうために、左足でも「踏む」習慣を身につける必要はある。だから、左足をペダル上に置くだけ=「左0:10右」はダメである。最低でも「左1:9右」ぐらいは必須だ。理想を言えば、左足比率をもう少し上げたいところではあるが、足下の比率を意識しすぎて前方不注意になったのでは元も子もない。
もっと理想を言えば、左足の熟練度を高めるため、左足だけで急ブレーキを踏む練習ぐらいはしておいた方がいい。ただ、そういう練習を安全にやれる場所や状況も限られるだろうから、無理してやれとは言えないし、そこまで「完璧」を求めたら何もできなくなってしまう。100%は無理でも、50%よりは60%、60%よりは70%。できる範囲で、より高い安全性を求めるしかない。
ちなみに、自分はあれこれ比率を試しつつ熟練度を高めていったが「左1:9右」から「左9:1右」まで自在に出来るようにはなった。ただ、意外と難しいのが「両足均等」で、やはり、どちらかの足を「主」にして、反対側を「従」にした方が楽だ。とはいえ、これは自分の場合であって、均等が一番やりやすいという人もいるかもしれない。
そんな自分が最終的に多用するに至った比率は「左3:7右」ぐらいだ。
免許証初心者時代は MTばかりに乗っていたし、踏み間違いを起こすまでは右足だけで操作してきたからか、右足を「主」とした方がしっくり来る。ただ、こういう感覚は人によって全然違うから、左足を「主」にした方が合っている人もいるだろう。要は、やりやすい左右比率で踏めばいいのだ。
* なお、左足の熟練度を落とさないために、あえて「左9:1右」に切り替えることもある。

 

 

 

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