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【パチンコ店】ヘソ釘開けたら警察から指導。釘曲げって何が悪いの?

   

パチンコ店の店長が、パチンコでじゃんじゃんばりばり玉を出してくださいよ!

という粋な計らいで、2台のパチンコ台のヘソ釘(チャッカー釘)を開け、抽選入賞口に玉が入りやすくしたことについて、京都府警生活安全対策課と城陽署は2日、風営法違反(無認可設備変更)の疑いで、京都府城陽市のパチンコ店と、40代の男性店長を書類送検※した。

※書類送検とは、この店長がした行為は犯罪の疑いがあるということで、検察庁に詳細を送ったという意味です。検察庁がその資料を確認し、パチンコ店店長が犯罪を犯したと判断されると逮捕されてしまいます。

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パチンコを遊戯される方は、釘曲げは常識だ。パチンコ屋に行って、台を見てみろ!それぞれの台のヘソ釘が微妙に違っている。我々はその差を見極めて、台を選んでいるんだ。

真剣に仕事しているんだ!

一生懸命に打っているんだ!ほら見てみろ!

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と思っている方がいらっしゃると思います。

実はヘソ釘を開ける、他の箇所の釘を開け閉めするというのは、ちょとと前までは、当たり前の行為でした。

さかのぼること、20数年前、三共の単発打ちで有名なフィーバーレクサスの時は、

大当たりした際の左右のおまけチャッカーの釘なんて、明らかにおかしいというレベルまでひん曲がっていましたもんね。

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ところがここ最近になって、警察が釘曲げについてやたらとうるさい。

何でこんなに五月蝿いの?釘曲げと釘曲げがだめな理由も含め紹介します。

パチンコ台の遊び方

パチンコ店に入店したら、お客さんは、1個4円でパチンコ玉を店から借ります。

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これだと2個で8円。通常の借り方は、500円で125玉づつ。

この借りた玉を以下のような台が多数ありますので、好きな台を確保して、その台でパチンコ玉を弾きます(ハンドルを握れば玉が飛ぶようになっています)

パチンコ台には無数の釘が打ってありますが、その釘を通り抜け、盤面中央のスタートチャッカーの所に入るように狙います。

スターとチャッカーに入ると、液晶デジタルが1回転します。液晶デジタルは3桁の数字で構成されており、111,333,777等、数字が3つ揃ったら大当たりとなります。液晶デジタルの確率は、1/100~1/400程度。

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数字が3つ揃うと玉が出ます。

1回の大当たりで400発から2000発程度。出た玉は換金できますので、お金と交換できます。交換率は1発3.5円程度(4円で借りて、交換するときは、3.5円で交換)

パチンコの遊び方→液晶デジタルを回転させる為の入賞口に玉を入れる→液晶デジタルを回転させ、大当たりを待つ→大当たりして、玉を出す。

こういう流れで楽しんでいます。

それでは次に釘曲げについて紹介します

パチンコの釘曲げについて

パチンコは、皆大当たりをさせたいと思って打っています。

1玉4円ですが、それを払って遊んでいるんですから真剣です。

大当たりすれば、お金がもらえるけど、大当たりしなければ、自分の財布から、お金が無くなっていくことになるのですから。もはや完全にギャンブルです。

そんな方々が皆考えているのは、回らないかなーということ。

例えば1/100の大当たり確率のパチンコ台があったとします。

その台の1回の大当たりの出玉は500発だとします。

仮に出た玉を等価で交換してくれるお店があったとしたら、

お客は500発使って、101回転以上まわすことが出来たら、

理論的には勝てるのです。500発というと丁度2千円。

2千円使って、101回以上液晶デジタルを回転させることが出来れば、理論上の勝ちということになるわけです。(100回転に1回当たるとした場合)

だから勝ちたいと思う人が、パチンコ台で一番見る場所がヘソ釘=チャッカー釘=命釘とも呼ばれる、デジタルが回転する場所の釘。

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この画像だと中央の高と書いてある上の2本の釘

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これが命釘、チャッカー釘となるものですが、この2本の釘の間に玉が入ると、デジタルが1回転します。皆小額で1回転でも多く回したいと考えて遊戯しています。

 

店側も客がチャッカー釘を見ていることは分かっており、メンテナンスと称しては、ハンマーで釘をたたいて、たくさん回転する台(客に還元する)を作ったり、全然回転しない台(客から金を取る)を作ったりしていました。

そしてそのことは、してはいけないとされていながらも、当たり前にされていたのです。

(ホールによって台の釘をいじることは禁止となっていましたが、実際にはほとんどの店が釘をいじっていました)

今頃になって、とパチンコをしていた人は思うかもしれませんが、本当に今頃になって、なぜか釘曲げは駄目だ駄目だということを五月蝿くいうようになってきたのです。

では何故今になって釘曲げは駄目だというようになったのでしょうか?

釘曲げが駄目な理由

警察が釘曲げは駄目だといい始めたのは、2015年からです。

レジャー白書という統計には、平成元年のパチンコをする人の平均消費金額は年間50万円であったのに対し、2015年後半の平均消費金額は、年間およそ200万円とこの25年間で約4倍に膨れ上がっているというデーターが出ています。年間200万円の消費というと、もはやレジャーの域を超えています。

またこの時に、パチンコ依存症とか、パチンコで借金して自殺したとか、パチンコするのに夢中で、赤ちゃんを車の中に置き去りにして殺してしまったなんてこともありました。

一時社会問題化されたパチンコについて、警察はのめりこみすぎるから、このような社会問題化してしまうんだというひとつの結論に至りました。

保通協が検定したとおりの機械のままなら、ここまで夢中になるような遊びでは無いのになー?おかしいなと考えるようになったのです。

そこから警察は動きました。

ホールが釘を曲げて、出したり出さなかったりするから、このような問題が起こってしまうと。

そこから釘曲げは禁止となり、今回のようなニュースが流れるようになってしまいました。

ここまで来てしまうと、心配なのが、今後どんな台で遊べるのかという点。警察はギャンブル性の高い機種を基本的には無くそうという考えです。

一撃で何万発なんて台は当然に規制の対象になります。逆に、1日張り付いて打っても、どんなに出ても一日で5千発とか、日当にもならないようなマイルドな台ばかりになってしまうのではないでしょうか?とりあえず方向性としては、明らかにそっちの方面に向かっています。

パチンコに、大勝を求めている人は、今後は難しくなると思っていたほうがいいのかもしれません。

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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

記事引用(パチンコ釘曲げで、ホールの店長書類送検)

玉が入りやすいようにクギ曲げた、パチンコ店店長書類送検「集客して利益増やすため」 京都府警、風営法違反容疑

産経新聞 5月2日(月)10時27分配信

パチンコ台の大当たり抽選入賞口に玉が入りやすくなるようくぎを不正に広げたとして、京都府警生活安全対策課と城陽署は2日、風営法違反(無認可設備変更)の疑いで、京都府城陽市のパチンコ店と、40代の男性店長を書類送検した。府警によると、店長は容疑を認め、「集客して利益を増やすためにやった」と供述している。

書類送検容疑は1月19~24日、5回にわたり、府公安委員会の承認を受けず、店内のパチンコ台2台の大当たり抽選入賞口に玉が入りやすくなるよう、くぎを曲げたとしている。

パチンコ台は、国家公安委員会が指定した試験機関「保安通信協会」の定める出玉率などの基準に合格したものしか設置することができず、無許可でくぎを曲げることも禁止されている。

府警によると、店長は売り上げが低迷していた平成26年末ごろから、設置している百数十台のパチンコ台の大半で、ハンマーなどで大当たり抽選入賞口上部のくぎを広げるなどし、玉を入りやすくすることで射幸心をあおり集客増を図っていたという。

今年1月ごろ、業界関係団体で組織する遊技機不正対策情報機構が府警に申告。府警がパチンコ台を押収して鑑定した結果、不正が発覚した。

不正に改造されたパチンコ台をめぐっては、昨年11月、ギャンブル性を高める「くぎ曲げ」が横行しているとして、警察庁が業界団体に不正機の撤去を要請している。

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