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【熊本地震】中三女子の被災地メモが震災をリアルに物語っていて話題に!

   

4月14日に発生した熊本地震。

その後も余震が断続的に続き、4月16日震度7を観測した地震で、熊本県南阿蘇村の高野台地区では大規模な土砂崩れが発生。現時点でも不明者の捜索が続いている大事故になった。

その時、中学3年生の高橋ことみさん(14)は、家族4人で寝室で寝ていたが、その時に起きた地震によって、土砂に自宅ごと押しつぶされてしまったが、人が出られるぐらいの隙間が残っており、そこから脱出。想像をはるかに超える恐怖体験をした高橋ことみさんであったが、「この経験を忘れたくない」という想いで書き始めた被災地で感じる地震についてのメモが、地震の凄さをリアルに伝えていると、ネットで話題になっている。

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熊本県南阿蘇村高野台地区の土砂崩れの概要

4月16日、熊本県南阿蘇村を襲った震度7の地震は、大量の土砂崩れを起こした

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写真は、山の斜面が露出しており、その下に民家があるのがわかると思う。地震の揺れにより、山の斜面の土砂が崩れ、山の上のほうから下のほうに向かって土砂が流れてきたのである。

そして不幸な事に、山の下の方には多数の民家があり、多くの家が震災で壊れてしまったり、山の土砂により埋もれてしまったのである。

震度7という大きな地震が起きて、震え上がっているところに、上からザーという音とともに、土砂が降ってきた。

どこかのバラエティ番組でやりそうな企画にもみえるが、これが現実だとしたら、もう流石にこんな番組なんかは見られなくなってしまうだろう

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翌日の消防や警察などの捜索で、災害救助犬(人を嗅覚でかぎわけて探す犬)も出動し、人命救助、探索にあたった写真がこちらなのだが、この下に人がいるんじゃないかということを物語っているようにも見える。

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多数の死者負傷者がでて、今も探索が続いている、大事故が起きたのである。

熊本地震で中三女子が書いたメモ

4月16日午前1時半ごろ。メモを書いた高橋さん一家は自宅1階で就寝中に被災した。両脇に父と母、その真ん中にことみさん(14)と弟の祐紀さん(10)。普段通り、4人が並んで川の字に横になって寝ていた。突然襲ってきた激しい揺れから子供たちを守ろうと、父はことみさんに、母は祐紀さんにそれぞれ覆いかぶさった。直後、地震による土砂崩れが起き、4人分の空間だけを残して自宅は押しつぶされた。

ここからが高橋ことみさんのメモ

《ゆれがおさまると(中略)ザーっという雨の降るかのような音がした。と思っていたら、バキバキという雷のような音がした》

《ふすまや天井が降ってきたのがわかった。一瞬死を覚ごした》

《(脱出後に見た自宅はひどいありさまだったが)いっそすがすがしかった。このやみの中の数時間を思い出せば、もうなんでもがまんできる気がしていたからだ》

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閉じ込められた4人は、そのままの姿勢で朝を待ち、漏れ出る光を頼りにがれきをかき分け、隙間から外にはい出た。

家族4人が、生き残るために力を尽くした経験のすべてが貴重なものに思え、「絶対、忘れたくなかった」という。被災翌日、やっと手に入れた紙に記録を付け始めた。被災時の状況だけでなく、自分がどう感じたのかも克明に記した。

隣家は土砂に覆われ、あいさつを交わす仲だった老夫婦は遺体で見つかった。「正直、キツイな」と感じた。自宅が元通りになるかも分からず、先行きも見通せない。「それでも前向きに考えるしかないと思っていますと」

 

中三女子が書いたメモとは思えない。特に最後の以下の一文には、勇気と力がわいてくるような言葉だ。

《(脱出後に見た自宅はひどいありさまだったが)いっそすがすがしかった。このやみの中の数時間を思い出せば、もうなんでもがまんできる気がしていたからだ》

日本中の誰もが熊本地震などと口にはしているものの、本当の悲惨さというのは経験した人にしか分からない。この状況を見ると、悲惨な状況は伝わってくるものの、被災者本人は単に家がつぶれた、流されたという事以外、今後の将来も含めた、とっても大きな不安という感情に襲われているに違いない。

今まで多数の大きな地震があったが、その時、何かしてあげることは出来ないだろうか?義捐金も無いよりはいいが、もっと大きな保障をつけてあげることはできないものか?

家、土地、仕事などを失った人に対して、それに代わるものを提供してあげられないものかと考えてしまう。

被災した人々の心情は察し切れない所がありますが、決して諦めずに、頑張って頂きたいと思っています。

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熊本県南阿蘇村高野台地区の土砂崩れの動画

記事引用(熊本地震で中三女子がつづった被災体験メモがネットで話題になっている件)

熊本地震 中3少女、克明に被災メモ 家族で生還「忘れたくない」

産経新聞 4月23日(土)7時55分配信

16日に震度7を観測した地震で、熊本県南阿蘇村の高野台地区では大規模な土砂崩れが発生し、今も不明者の捜索が続く。中学3年、高橋ことみさん(14)の一家4人は、土砂に自宅ごと押しつぶされたが、かろうじて隙間に入り助かった。「この経験を忘れたくない」。高橋さんは翌日から、被災経験を克明に記録し続けている。

《ゆれがおさまると(中略)ザーっという雨の降るかのような音がした。と思っていたら、バキバキという雷のような音がした》

《ふすまや天井が降ってきたのがわかった。一瞬死を覚ごした》

B5サイズのピンクの紙切れ2枚に、被災時の様子が書きつづられている。

16日午前1時半ごろ。高橋さん一家は自宅1階で就寝中に被災した。両脇に父と母、その真ん中にことみさんと弟の祐紀さん(10)。普段通り、4人が並んで横になっていた。激しい揺れから子供たちを守ろうと、父はことみさんに、母は祐紀さんにそれぞれ覆いかぶさった。直後、地震による土砂崩れが起き、4人分の空間だけを残して自宅は押しつぶされた。

閉じ込められた4人は、そのままの姿勢で朝を待ち、漏れ出る光を頼りにがれきをかき分け、隙間から外にはい出た。

家族4人が、生き残るために力を尽くした経験のすべてが貴重なものに思え、「絶対、忘れたくなかった」という。被災翌日、やっと手に入れた紙に記録を付け始めた。被災時の状況だけでなく、自分がどう感じたのかも克明に記した。

隣家は土砂に覆われ、あいさつを交わす仲だった老夫婦は遺体で見つかった。「正直、キツイな」と感じた。自宅が元通りになるかも分からず、先行きも見通せない。「それでも前向きに考えるしかないと思っています」

ピンクの紙には、こうもつづられていた。

《(脱出後に見た自宅はひどいありさまだったが)いっそすがすがしかった。このやみの中の数時間を思い出せば、もうなんでもがまんできる気がしていたからだ》

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